対応センサー
様々なセンサーやリレー、モーター制御などが可能です。
主なセンサーは、気温、地温、水温、水位、湿度、気圧、風速、地磁気、照度、土壌水分(pF)、PM2.5 (ダスト)、GPS (位置座標)、UV (紫外線)、EC (電気伝導率)、DO (溶存酸素)、CO2 (二酸化炭素)、ORP (酸化還元電位)…など。
他にもリレーを制御して換気扇を回したり、モーターを制御してビニールハウスの屋根を開閉したりできます。
通信距離
見通しの良い場所の場合、半径が約300mまでの距離にWi-Fiのアクセスポイントがあれば、Wi-Fiを設置した拠点周辺に設置したセンサーの情報を取得するコトが出来ます。
ビニールハウスなどに、モバイルWi-Fiなどを設置して拠点にし、周辺のビニールハウスや圃場の情報を取得するなども可能です。
メッシュネットワークの利用
見通しの良い場所で、直線距離が300mを目安として、設置したセンサーのデータをリレー(中継)で伝送する方式です。
この方式の場合、近くにWi-Fiのアクセスポイントがなくても、Wi-Fiのアクセスポイントまで300mごとにセンサーを設置出来れば、リレーでバトンを渡すように、データを中継して運んでくれます。
この方式を利用すると、山の中に設置された、獣害向けの罠などに応用できます。
山の中は携帯電話通信網(3G/4G)やSigfox(LPWA)など電波も圏外である場合が多く、罠の開閉状況をデータで送りたいとしても伝送出来ません。
しかし、TOG-ESのWi-Fiを利用し、メッシュネットワークを構築すると、携帯電話通信網が圏外にある遠い罠の開閉状況も、途中に複数台、中継機を設置すれば、データを伝送し、最終的に携帯電話通信網やSigfoxまたはWi-Fiアクセスポイントなどを利用して、罠の開閉状況をデータ伝送するコトが出来ます。
他には、水路の水位計などにも利用可能です。
主要な水路に設置も出来ますし、携帯電話通信網(3G/4G)が圏外の地区でも、メッシュネットワークを利用すれば、水位のデータを伝送するコトが出来ます。
Wi-Fi版ではなく、Sigfoxの通信エリア圏内であれば、Sigfox版 (TOG-SF) 単体でも対応可能です。
データの送信方法を2通り!
最終的なデータの送信は2通りあります。
Wi-Fiアクセスポイントに接続してデータを送信するか、Sigfoxのエリア内であれば、920MHzのLPWAを利用してデータの送信も可能です。